SOARSサマースクール
こんにちは! 出口研究のD2のオスカルです。
8月6日から8月8日 まで出口研究室は東京工業大学 のすずかけ台キャンパスでSOARSサマースクール2010を開催しました。
SOARSは出口研究室によって開発されているシミュレーションツールです。
イベントは、広い分野の研究者や学生にSOARの良さを知っていただくことを目的としています。
日本のいくつかの大学から約40の研究者がイベントに参加しました。
SOARS開発チームのリーダー出口弘教授の挨拶で イベントが始まりました。

出口教授は挨拶で社会科学におけるエージェントベースシミュレーションの役割を強調しました。
さらに、大島やベトナムにおけるインフルエンザの流行などを扱った疫学研究でのSOARSの使用例を示しました。

市川学助教が最初のセッションを担当しました。このセッションでは、参加者はSOARSの基本を学びました。
彼らはどのようにSOARSを利用して、モデルを最初から作成するかということを学びました。
参加者は、チューターの助けを借りて一歩一歩作業を進めました。

初日の終わりには参加者のためにバーベキューが開催されました。

2日目は午前中に市川助教の指導でモデルの実装を学びました。
午後には田沼英樹講師の指導で チューターの助けを借りて仕様に基づいてファーストフードモデルを実装しました。

2日目の終わりに、参加者はグループワークセッションで12班に分かれました。
そこで班ごとに興味のある現象を見つけ、単純なモデルを設計し、モデルを実装しました。
グループは、 SOARSのモデルを使用して作成された。
最後の日には、ランチオンで、モデルとそのシミュレーション結果を発表した。

発表後には講師や参加者による採点・集計が行われました。
鉄道の環状線において電車の発車間隔を設けるべきかどうかという問題を扱った班が優勝しました。
イベントは、出口教授によるSOARSの将来についての演説で閉会しました。
閉会後には、更に発展的な内容を学ぶことを希望する参加者のために、
SOARSによるモデル制作におけるJavaプログラミング言語の使用についてのセッションと、
ゲームシミュレーションへのSOARSの使用についてのセッションが開かれました。

このイベントの成功は、研究室とSOARS関係者全員の努力によって成し遂げられました。
出口研究室とパイケーク社のメンバーは、町田のちゃんこダイニング若に集まり、ちゃんことビールを味わい成功を祝いました。
ちゃんこは夏の暑さには合わないのではないかという心配もありましたが、とても美味しくみな大満足し、
寧ろちゃんこは打ち上げにはもってこいのメニューだということが分かったのでした。