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出口研究室ゼミ

こんにちは。出口研究室の研究生の高橋です。新年度もはや2ヶ月経ち新しい環境にも慣れてきたことではないでしょうか。

出口研究室教科書ゼミの第2回目が行われました。第2回目は前回の続きで第一班の発表の栄松君の担当分からでした。

前回に宿題として具体例を使って説明するようにとのことでしたので、前回の概念について具体例あげることから始まりました。システム思考については、自動車のシステムを例として機械、運転、交通の観点から、また、全体論については時計の部品と機械の関係、水分子の原子と分子の関係、生物の細胞と組織の関係を例に用いて全体の総和以上であることについて説明してくれました。今回挙げてくれた事例は別の本から引用してくれたものでしたが、出口教授からは事例は自分できちんと考えることが大事だとお話がありました。複雑性と階層性について、ブドウ糖分子において、分子とそれ自体を構成する原子に階層を分けることができ、分子を作ることで原子にはない甘いという性質が付加されるという説明をしてくれました。

ですが、複雑性の定義についてはわかりにくく議論になりました。複雑性は多義的であり、見る視点によって特徴が変わってしまうという性質があるということで落ち着きました。このような言葉は認識の難しさがあることを意識した方が良いとのことです。そして、市川助教より複雑性と階層性について具体例に当てはめるとどのように説明するかと質問があり、この話の議論の中でモデル作成について総体から少しずつコンポーネントごとに切り離して見て、その相互性を理解すること大切であるとの話も出ていました。

1.2節 目標追求システムモデルは橋本君が説明者となりました。意思決定モデルについてラーメン屋の店主の例を使って説明してくれました。環境要因を天気や、材料、コストとし、外部要因による意思決定に基づく入力は材料の仕入れ数、結果をラーメンの売り上げとして利益最大になるように意思決定を行うと説明してくれました。売り上げと利益で、どちらを基準とするかで話は変わってきてしまうとの指摘が市川助教からありました。確かに結果と基準の対象が違うのでは、話がおかしくなってしまいますね。

Maxmin基準による意思決定の説明で第2回のゼミは終わりました。私は4月より出口研究室でお世話になっています。このセミナーは、知識を自分で考えて議論することの重要性が理解でき、そのための経験をつむことのできる場でもあるので興味深く感じています。ゼミの様子はビデオ配信もされているので、興味があればぜひそちらもあわせてご覧ください。


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